国際線の飛行機、手荷物に「食べ物」を入れて機内持ち込みしたい!

2021年7月29日

手荷物に食べ物

国際線飛行機の「手荷物」のルールって面倒ですよね。

ちょっと前に大丈夫だったものが今はNGだったり、液体は「100ml」なら大丈夫、飛行機には持ち込めないものがあって、渡航先の国が持ち込み規制しているもの、でも手荷物検査を通過すると購入できる・・・等々。

でも国際線のフライトは長時間になることが多いです。
ちょっと何かつまんだり、おいしくない機内食の代わりに食べたりしたいですよね?

国際線の手荷物に入れても大丈夫な食べ物、NGなものをまとめてみました。

国際線の機内持ち込みしても大丈夫な食べ物

以下の食べ物は持ち込んでも大丈夫なものです。
でも、航空会社によっては「持ち込みはOKだけど、機内で食べるのはNG」というルールを課しているところもあります。

ですから、あなたの利用する航空会社や旅行会社に確認する必要があります。

・手荷物検査(保安検査・セキュリティチェック)の後に購入した食べ物

これなら、ペットボトル、コーヒー、お弁当、パン、お菓子と種類が多いです。
ただし、原材料によっては渡航先の国が「持ち込み禁止」をしていることもあります。
たとえ飴玉であっても携帯している食べ物をすべて申告しなければいけない国もあります。

そのため機内で食べるつもりで購入したなら食べ切ってしまうことがおすすめです。
もし残ってしまったら捨てた方がいいですね。

また国際線ではお弁当は後までとっておかず、すぐに食べてしまいましょう。
食中毒などにでもなってしまい、機内で具合が悪いのはとてもつらいし、CAさんにも迷惑がかかります。

以下は検査院への申告が必要ですが、持ち込みが可能です。
(国土交通省航空保安対策室HPより)

・乳児用離乳食、乳児用飲料(乳児用のほうじ茶、乳幼児用スポーツドリンク、妊産婦用栄養ドリンク、妊婦用ゼリー)
このミルク・離乳食を必要とする赤ちゃんが同行している必要があります。

・糖尿病患者用食品

・氷、保冷材(要冷蔵薬(インシュリン・ホルモン剤など)を冷やす目的で、これらの医薬品と同梱されている場合に限る)

以下は以外にも「持ち込みOK」な食品です

・チーズ(チューブ容器詰めなどを除く)、納豆、生卵、果物
・胡麻、干し椎茸、豆類、切り干し大根、かんぴょう、高野豆腐、ビーフン
・味付け海苔、焼き海苔、青のり、乾燥わかめ、とろろ昆布、だし昆布、根昆布、ひじき、煮干し、いりこ、鰹節、削り節
・缶詰・瓶詰め・プラスチック容器詰め・真空パック詰めの雲丹、数の子、いくら、クラゲ、明太子、キャビア、鮭フレーク、ちりめんなど(ただし塩辛など液体が多いものはNG)

海外旅行で機内持ち込みできるお菓子って?

(国土交通省航空保安対策室HPより)

キャンディ・キャラメル、チョコレート、チューインガム、ビスケット・クッキー、米菓、スナック
(ポテトチップ、ポップコーン、えびせん)、豆菓子、生菓子(団子、柏餅、草餅、大福、おはぎ、水羊羹、葛桜、葛まんじゅう、生ケーキ、シュークリーム、パイ)、半生菓子(どら焼、蒸しケーキ、饅頭、最中、カステラ、甘納豆、バームクーヘン、スイスロール、マドレーヌ、パウンドケーキ、ドーナツ)焼き菓子、油菓子、綿菓子、乾パン、盆供え菓子)

国際線へ持ち込み禁止の食べ物・お菓子は?

たとえしっかり封がしてあっても、水分を含んでいるものはNGです。
(国土交通省航空保安対策室HPより)

ピーナッツバター、チョコクリーム、カスタードクリーム、バタークリーム、ジャム、マーマレー
ド、フルーツソース、ピザソース、サンドイッチスプレッド、マーガリン、スキムミルク、コンデンスミルク、ホイップクリーム、生クリーム、サワークリーム、カレー、シチュー、中華料理の素、まぜご飯の素、雑炊、リゾット、おかゆ、中華粥、クッパ、からし高菜、コーンクリームスープ、クラムチャウダースープ、ポタージュスープ、パンプキンスープ、蜂蜜、水飴、ガムシロップ、ケーキシロップ、カクテルシロップ、練りあん、こしあん、バニラエッセンス

塩辛、塩漬け、しば漬け、ぬか漬け、小魚・貝・小エビ・海苔・昆布・肉の煮詰めた物、甘露煮、キムチ、らっきょう、スタッフドオリーブ、酢漬け梅干し、福神漬け、豆腐、こんにゃく、生湯葉、ところてん、生麩、生春雨、野菜缶詰め、果実・デザート缶(みつまめ、あんみつを含む)、うずらの卵、おでん缶詰、栗甘露煮缶、水産缶詰め(シーチキン、蟹缶、魚肉油漬缶)、畜産缶詰め(コンビーフ、ハム、ソーセージ)など、プリン、ババロア、ゼリー、ムース、みつ豆、おしるこ、ぜんざい、杏仁豆腐、あんみつ、栗ぜんざい、ミニゼリー、飲むゼリー、くずきり、ヨーグルト、飲むヨーグルト、ヤクルトミルミル、シェイク、スムージーアイスクリーム、かき氷、氷類、プルーンエキス、高麗人参エキス、梅肉エキス、ローヤルゼリー、薬用酒(漢方酒)、ドリンク剤

まとめ

持ち込み禁止とはいえど、ペットボトルの飲み物やコーヒーは、手荷物検査を通過した制限区域で購入できるんですよね。
そのため「没収されるかどうか」を心配しながらパッキングをするよりも、制限区域内で購入してしまう方が簡単です。
手荷物検査では没収されてしまうものでも、一旦そこを通過すれば購入できてしまうということがいつも不思議でなりません。

もし制限区域内でプリンを購入したら機内で食べても大丈夫ということでは・・・。
「外で買ったか」「空港内で買ったか」の違いしかないように思ってしまいます。