英会話を学ぶコツ。フレーズもいいけど○○も大事!
英会話が上手になりたいなら、自分でも単語を覚えたり、きちんとした文法を勉強することが大切です。
その上で(同時進行でもいいですが)、英語で会話をする機会を作るのが上達の早道です。
英会話を上達させている体験者にそのコツを聞いてみました。
・英会話の時に一番気をつけていること
・実践している勉強法
・英会話の体験談
参考にしてみてください。
英会話で気をつけていること:テクニックではなく思いやり
英会話をするときに意識しているのは、パーフェクトな文章でしっかりしゃべる努力をするよりも、多少崩れていても構わないから相手にちゃんと伝えるということです。
とにかく、話が止まらないように気をつけています。
学校の英語の授業では、文法を重視して習うので話すときにも文法を意識しがちです。
でも、私たちが日本語を話すときって、文法がパーフェクトじゃなくても伝わりますよね?
日本人で「『てにをは』をきちんと使わなければ」と考えながら話している人の方が少ないと思います。
それと、言語は関係なしに相手に対する「思いやり」を忘れないようにしています。
英会話はテクニカルなスキルではなく、人と人のコミュニケーションです。
覚えたてのあのフレーズを使おうと頑張るのもいいですが、その人のことを考えた言葉を発してあげたいといつも思っています。
取り入れている勉強法:留学をする
英会話のスキルは、実際に英会話を繰り返していくことが一番の近道のような気がします。
「日本語の環境を作るのがベスト」とよく聞きます。
でも、日本にいてはどうしても日本語が耳に入ってきてしまいます。
だから、留学をして日本語をシャットアウトするのが個人的にはベストだと感じています。
日本語が使えなければ英語で何とかするしかありませんから。
以前、私が通っていた英会話教室は、ネイティブの先生1人に対して生徒2~4人という構成のクラス形式でした。
一応、カリキュラムもあったし、授業で使うテキストもありましたが、授業前のちょっとした雑談がどんどん発展していってその日の授業がテキストを全く使わない自由会話になることもたまにありました。
その日も授業前に、講師と私を含めた生徒2人で雑談をしていました。
講師は私に向って、突然こう言いました。
講師(英語で):「そういえば前から思っていたんだけど、あなた芸人の陣内に似ているよね」
もう一人の生徒(英語で):「私も思ってました!」
ここからがもう大変でした。
話が盛り上がってしまったのです。
講師も含めた全員がお互いに、
「あなたは誰々に似ている」
「いやそれよりも誰々だ」
と、似ていると感じる芸能人をどんどん挙げていくことになりました。
挙句の果てに、英語でその人達のものまねをするといった風変わりな授業になったのです。
私は他のお笑い芸人にも似ていると言われたので、ものまねをして見せました。
もう一人の生徒さんも、日本のアイドル歌手に似ていると講師が言うので、ものまねで歌いました。
テキストからは離れてしまった授業でした。
だけど、講師から色々な言い回しを聞くことができましたし、あれはあれで有意義な授業だったと思います。
おわりに
英会話を上達させるには「目的を持つこと」がおすすめです。
ただやみくもに「英会話フレーズ集」を暗記しても、ゴールは「ただ英語で会話をすること」だけになってしまいます。
旅行に出かけて英語でスムーズに会話をしたいのか、あなたの趣味について誰かと語り合いたいのか、海外の人たちに日本の紹介をしたいのかなど・・・、目的があると勉強もしやすくなります。
また同じ英語でも、その国によってアクセントが違うので、目的の国の英語を集中的にインターネットで聞いて準備しておくのもおすすめです。
(Image by Okan AKGÜL from Pixabay)