ぎっくり腰はいつまで続くの?座り方や姿勢はどうしたらいい?

2021年8月7日

ぎっくり腰は、重症の人だと数日間は何もできなくなってしまい、痛みが引いて通常の生活に戻るまでに10日ぐらいかかる人もいます。

私の知り合いはどうしても仕事を休めなかったので1か月ぐらい痛みを我慢して通勤していました。

ぎっくり腰はどれぐらいで治るのでしょうか?
度々患っている方たちの体験談をご紹介します。

ぎっくり腰はいつまで続く?体験談その1

私の場合は1週間ぐらい続きます。

ぎっくり腰になってしまうと、3日ぐらいは何もできません。
特に朝が辛くて、横向きに寝たままでピクリとも動けません。
息も浅くなりがちだし、痛くない体の角度を探すことしか考えられません。

お風呂に入る余裕もないときもあります。
そんなときは無理して入りません。

1人暮らしなので食事の支度もままならず、ぎっくり腰の最初の三日間はジェル状の栄養剤でしのいだこともあります。

でも、一番やっかいなのがトイレです。
トイレは痛み止めが効いている間に、我慢をしていきます。

一週間ぐらいして「やっと我慢して動けるぐらいに和らぐ」といったところです。

ぎっくり腰はいつまで続く?体験談その2

私の場合は重症でなければ2~3日でほぼ普通に歩けるようになります。
その間は、腰に冷湿布を貼ってできるだけ安静にしています。

体を起こす時はまず体を横向きにして、手を体の前につきます。
そして、ゆっくり起き上がります。

歩くときはゆっくりと、腰に刺激を与えないように気をつけています。

座るときは背筋をまっすぐ伸ばしたままです。
昔の人のように普段からこの姿勢で生活していれば、背中がしゃんとして腰も強くなり「ぎっくり腰知らず」なのかもしれません。

お風呂は厄介ですが、毎日お風呂に入らないと気が済まないので、できるだけゆっくりした動作で入っています。

そうはいっても、生活していれば座るとき、着替えるとき、作業をするときのように体をかがめなくてはいけないときがあります。
そんなときはいつも腰に痛みが走りますが、数日間は我慢しています。

ぎっくり腰はいつまで続く?体験談その3

私のぎっくり腰の完治期間は7~10日程度です。

最初の1~2日は起き上がるのも苦痛です。
なんとか動き出せるようになるには3~4日かかります。

痛みが多少ひいたというだけなので、ぎっくり腰が完全に消えたわけではありません。
腰の違和感がなくなるまで少なくとも7~10日はかかります。

夜、寝るときは仰向けが一番楽です。

座り方は背筋をピンと伸ばした状態を始終シープします。
猫背は厳禁です。

お風呂は入浴して体を温めたいのですが、家族に体を拭いてもらうことが多いです。

痛みがなくなったからといってすぐに通常営業を再開するわけではありません。
特に病み上がりは最新の注意を払っています。

ぎっくり腰はいつまで続く?体験談その4

ぎっくり腰がどれぐらいの期間で治るかは個人差があると思います。
治療の仕方次第で回復が早くなったり悪化したりを経験しましたが、私の場合は完治には最低でも一カ月はみています。

痛みが引いたからといって「完治した」とは考えていません。
ぎっくり腰は瞬間的にやってきますが、実は普段の疲労やゆがみが積み重なっていると思います。

ぎっくり腰がある期間は就寝時がとても辛いです。
仰向けだと落ち着かないので横向きになり、太ももの間に薄い座布団を挟んでいます。
そうすると腰にかかる負担が軽減されます。
もちろん痛みがそれで消えるわけではありません。

お風呂は普通に入っています。
痛みで体が思うように動かないので、体のあちこちが疲れています。
だから、体全体と腰を温めて休ませるつもりで入っています。
リラックスできないので、熱いお風呂は避けた方がいいかもしれませんね。

おわりに

ぎっくり腰の対処法として、「湿布を貼る」「冷やす」「ストレッチをする」「安静にする」など色々あります。

人によっては「冷湿布」または「温湿布」とか、寝るときは「仰向け」または「横向き」と分かれるようです。

普段から腰回りをほぐしておく、姿勢をよくするといったことを意識してみてください。

(Image by Jill Wellington from Pixabay)