出産祝いお返しのマナーや相場は?あげて喜ばれるものは何がいい?
その昔、出産は女性にっとて命がけのイベントでした。
無事に赤ちゃんが生まれると、家に人を呼んでお披露目をしたり、おすそ分けを近所へ配って赤ちゃんの誕生を知らせたものです。
本来それが「出産内祝い」なのですが、現在では、親戚、会社、友人などからいただいた「お祝いにお返しをすること」を指すようになりました。
出産祝い(出産祝いのお返し)のお返しの相場は、いただいたお祝いの3分の1~2分の1程度をみておくと無難です。
でも、せっかくなら、贈って喜ばれるものを選びたいですよね?
どのような品物が一般的なのがご紹介します。
出産祝いのお返しは何がいい?
一般的には、いただいたお祝いの3分の1~2分の1程度をみておくと無難ですが、親戚の間で慣例があるならそれに従いましょう。
贈ると喜ばれるものは「普段の生活で消費できるもの」です。
あなたは赤ちゃんの誕生を記念して記念品を贈りたいかもしれませんね。
でも受け取った方は、例えば「名入り」の記念品は持て余してしまうものです。
そのため、気軽に消費してもらえるような、
・和菓子または洋菓子の詰め合わせ
・コーヒーのセット
・石鹸のセット
・飲み物のセット
・日用品雑貨
・タオル
などがおすすめです。
会社やグループへのお祝いのお返しは、個包装になっているものを選びましょう。
受け取った方も簡単に分けることができます。
赤ちゃんが生まれたことのお祝いなので、スイーツに赤ちゃんの名前を入れて贈るのもおすすめです。
赤ちゃんのことを紹介できますし名前を覚えてもらうこともできます。
贈る人に合わせて品物を贈りたいなら、受け取った人が自由に選べるカタログギフトも最近人気があります。
お菓子、食料品、日用品など、たくさんの選択肢から好みの品物を選べますし、あなたも「何を購入したらいいの?と頭を悩ませずに済みます。
出産祝いのお返しのマナーは?
出産の内祝いには蝶結びの水引の熨斗(のし)を用いて「内のし」にします。
「内のし」とは商品の上から熨斗紙を直接かけて、その上から包装紙で包むことです。
内祝いには「内のし」が好まれます。
表書きは「内祝」を、氏名の部分には苗字を除いた「(赤ちゃんの)名前」を書きます。
赤ちゃんから「どうぞよろしくお願いします」ということになりますね。
出産祝いのお返しは、産後1か月ぐらいのお宮参りをする時期に贈るのが一般的です。
おわりに
「刃物」や「壊れ物」は内祝いの品として避けた方がよいとされてきましたが、最近では「未来を切り開く」などというポジティブな意味でとらえているようです。
しかしながら、贈る相手にもさまざまな年代のご家族がいますので、基本的なマナーは心がけるようにしましょう。
(Image by Mylene2401 from Pixabay)