大人の英会話に上達法ってある?2つのコツはなに?
大人になってからでも英語や英会話の勉強を始めるのに遅くありません。
でも、大人は概して忙しいものです。
だから、英会話を上達させた人にコツを聞いて効率よく勉強するのがおすすめです。
・英会話の時に一番気をつけていること
・実践している勉強法
・英会話の体験談
について聞いてみました。
参考にしてみてください。
英会話で気をつけていること:知っている単語を駆使する
英会話をする際は、正しい英語の文章で話すように心がけています。でも、とっさにいい文章が出てこない時には、知っている言葉を駆使してできるだけ即答できるように気をつけています。
会話をする相手が私の英語のレベルを知っているなら、多少レスポンスが遅くても待ってくれますが、それに甘えていては英会話のスキルは上がりません。
相手だっていつも待ってくれるほど暇ではありません。
あとは、内容が理解できていないのに「Yes, yes」と答えることがないようにしています。
取り入れている勉強法:やっぱり文法は大切
英会話をするときは、文法に縛られずに早めのレスポンスを心がけていますが、逆に勉強をするときは文法をきちんと復習します。
ネイティブの人は子供でもちゃんとした文法で話しています。
だからこそ、私があやふやな文章で話したとしても理解してくれるのです。
こんな関係性に甘えることなく、自分が感じたていることをできるだけ正確に伝えていきたいです。
だから、つまらないとは思いながらも文法や単語の習得は欠かさずに行っています。
諦めずに何度も繰り返し勉強していると覚えるものです。
勉強に年齢は関係ありません。
5年くらい前に、英語の学習と観光を兼ねてニューヨークに1か月ほど滞在したことがあります。
ある日、地下鉄の駅でチケットを購入するために、カウンターへ向かいました。
私を迎え入れてくれた駅のスタッフは黒人の女性でした。
ガラスのカウンター越しの彼女は、とても陽気な様子でした。
彼女が値段を告げたとき、私はその金額の桁数を間違えてしまいました。
「5 dollars?」と言うべきところを、日本円の「500円」の感覚があったのか「500 dollars?」と聞き返してしまいました。
その大きな金額を口にした途端、朝のラッシュ時の混雑した状況にも関わらず、そのウーピー・ゴールドバーグ似のスタッフはやおら立ち上がりました。
そして、かなり大袈裟に、
「そんな金額なワケないでしょう?!」
と言わんばかりの驚いたジェスチャーを披露してくれました。
間違えたのは私でしたが、そのジェスチャーに大笑いしてしまいました。
すぐさま「今のは間違いです!」と伝えました。
そうしたら彼女は急に動きを止めて「ふん」と納得し、通常通りの対応を再開しました。
あの時は自分がまるで映画のワンシーンにいるような気分になりました。
おわりに
「日本人は英語の勉強を何年もするのに、英会話ができない人が多い」と海外でよく言われます。
それって本当にもったいないことです。
英会話では、よく使われる単語を使い回して意味が十分に伝わることがよくあります。
そのようなタイトルの書籍もたくさん出ていますし、まずはそういった単語からマスターしてしまうと手っ取り早いかもしれませんね。
(Image by Eak K. from Pixabay)