一人旅の体験談「姫路」自分自身と向き合いたい人におすすめ

2021年8月6日

姫路一人旅

姫路への一人旅を考えていますか?

姫路は、世界文化遺産の姫路城や、書写山円教寺、姫路市立美術館、好古園など、1日ではまわりきれないほどの観光スポットがあります。

ふと思い立って姫路へ一人旅をされた方の体験談をご紹介します。

あなたの旅の参考にしてみてください。

国内ひとり旅の体験談(姫路):思い切って出かけてよかった

「姫路」に行きました。

思い立って出かけたので、事前の手配はしませんでした。
駅でチケットを購入してそのまま電車に乗り込みました。

ホテルだけは楽天トラベルで事前に予約しました。
当日、現地で宿が見つからないのは不安だったからです。

旅行先での行動も着の身着のままで、その時の気分で決めました。

ガイドブックすら購入しなかったので、情報収集も現地で行いました。
とにかく「姫路城を見てみたい」という思いだけで出発した旅でした。

姫路では第一の目的であった「姫路城」を見に行ったり、「書写山円教寺」に登ってみたりしました。

当時、自分の中に迷いがあり、それについてじっくり考えることが必要だったので、書写山円教寺は私にとって最適な環境だったと思います。

書写山円教寺でおみくじを引いたとき、お寺の住職さんらしき方に「今引いた分はあなたのものではないので、もう一度引きなおしなさい」
と言われました。
どうしてそんなことをいうのかと半信半疑でしたが、とにかくもう一度引きなおしました。
ところが、改めて引いたおみくじには「凶」と書かれていました。
頭をガツンと殴られたような気分でした。

夕飯は、一人でレストランで食事をすることに二の足をふんでしまいました。
でも、ホテルの部屋でテレビを見ながらデパートで購入してきたちょっと豪華なお惣菜を食べながら酒を飲みました。

夕飯をへやでとることは自宅でもしていることですが、ずいぶんと気分が違いました。
掃除や片づけを気にしなくていいということに加えて、旅先なので気分が高揚していることが理由だと思います。

そしていい気分のまま眠りにつきました。

この旅では、一人で歩き続けたので、その間、何度も自問自答していました。
自分自身と向き合う旅であったと思います。

はっきりとしたいい答えが出なかったのですが、ふと見上げた目の前に姫路城が壮大にそびえたっていました。
その瞬間、なぜだかわからないけれど、吹っ切れたような気がしました。

この旅はたったの一泊二日です。
だから、劇的に何かかが変化したとは思いません。
でも、私の心の中に一石が投じられたような感覚がありました。
行く前は迷ったけど、思い切って出かけてみてよかったです。

大勢で旅をするのももちろん楽しいですが、この旅をした私の精神状態のときで同伴者がいたら、逆に疲れてしまっていたでしょう。

「何かに迷っていてじっくり考えたい」
「気分転換したい」

というような状況なら一人旅はおすすめです。

次回一人旅をするのなら「京都」に行きたいです。
ただ観光客が多いところが苦手なので、シーズンオフをねらったり、そうでなければ早朝に行動するなどしたいと思っています。

(Image by jacqueline macou from Pixabay)