東北の自然を堪能:男性一人旅体験談。男鹿半島を無計画で
車が好きな男性なら、愛車で大自然の中を一人旅したいと一度くらいは感じたことはありませんか?
ひとり旅なら、車中泊やキャンプをしても誰にも文句は言われません。
誰に気兼ねなく、気ままな旅を楽しむことができます。
東北へキャンプをしながら移動した方の体験談をご紹介します。
国内ひとり旅の体験談(東北):大海原とBBQ
秋田県は男鹿半島を一人で旅しました。
以前、男鹿水族館GAOで暮らしている「シロクマの豪太くん」が取材されているのをテレビで見たことがきっかけです。
一度、生のシロクマを見てみたくなったのです。
ちょうど、会社からまとまった休みをもらったので、この機会に男鹿半島にいくことに決めました。
車を手配することも考えたのですが、季節は夏だったので、自分のバイクで行くことにしました。
バイクには、テント、寝袋、そして手ぬぐいを積みました。
積載しキャンプしながら旅をすることにしました。
この旅は「目的地が男鹿半島」ということだけで、残りはほぼ無計画でした。
寝床は、男鹿水族館の北側にある戸賀海水浴場の砂浜に決めました。
テントを持ってきたけれど、実は、キャンプというものをしたことがありませんでした。
ましてや一人でテントを張ることなども初めてだったので、自分の宿をこしらえることさえ苦労しました。
一人で広げるテントはなかなかうまくいかず・・・。
何時間もテントと格闘した末、なんとか形になった頃にはすっかり日が暮れかけていました。
でも、すったもんだして完成させたテントのそばに座り、目の前に広がる大海原を眺めながらの一人バーベキューは感動ものでした。
何とも言えない達成感が胸に広がりました。
ちょっと残念だったのが、夜中、突然大雨が降りだことです。
雨がテントにボタボタと当たる音が大きかったので目が覚めてしまいました。
雨はしばらく降り続いたのですが、30分ぐらいして突然ピタリと止みました。
「ようやく眠れる・・・」と目を閉じました。
ところが、今度は「ザッザッ・・・」と、テントの周りを何かが歩いているような音が聞こえてきました。
目の前は海だし、後ろは山林が広がっているだけです。
人が通るような場所でもなかったので「もしかして幽霊?」と思い、じっと目を閉じました。
足音は5分ぐらい続きましたが、どこかに行ってしまいました。
翌日はシロクマの豪太くんに会ってきました。
自由気ままに行動できる。これが一人旅のメリットだと思います。
大人数での旅行もそれはそれで楽しいですよね。
でも、大なり小なり人に合わせる瞬間が必ずあるので疲れます。
一人だと、計画通りにいかなくても自分の好き勝手に軌道修正するだけです。
普段の生活とは違う体験をできる可能性が大きいのも一人のような気がします。
次に一人旅をするなら岩手県の龍泉洞を考えています。
世界三大漁場の一つである三陸の新鮮な魚介料理を楽しみながら、海岸線をツーリング。
青い幻想風景が広がる龍泉洞を探検したいです。
(Image by Pexels from Pixabay)