「Access2013」デザインビューへの切り替えがものすごく遅い!

2023年4月26日

アクセスが遅い

マイクロソフトのデータベースソフトウェア「ACCESS」は、初心者でもちょっとしたデータベースのファイルを作れるので人気です。

住所録だけでなく、会計管理、顧客管理、小ビジネス経営のための独自ソフトウェアなどとしても立派に役目を果たしてくれます。

私はこの「Access」を95年から使っていて、慣れているせいか、これからも使うつもりでいましたが、最近不具合が多いのでちょっと心配になってきています。

「Windows7」では問題なく動いていたのですが、「Windows8.1」を搭載したラップトップに変更したところ、Accessの動きが尋常じゃないぐらい遅い。

そこで、あちこち調べてなんとか元の動作速度に戻しました。

遅く、そして震える「Access2013」

レコードが20件ほどの小サイズのテーブルを作成して、データ入力していたときでした。

途中、列を移動したくて「デザインビュー」に切り替えようとしたところでフリーズが起きました。

フリーズはちょっと放っておくと元に戻ることがよくあります。
でもその時のフリーズは回復すらしませんでした。

Accessを再起動してみましたがデザインビューがきちんと開かず。
フォームビューはきちんと開き、データの入力もできます。

問題なのは、フォームビューからデザインビューを選択するときです。

デザインビューは開くことは開くのですが、それが「まるでカーテンが優雅に開くような速度で、文字が1文字1文字表示されるということです。

そして、やっとすべてが表示されたとしても、そこで「抽出条件」などをクリックしようものなら、また「カーテン」が優雅な動作を始めるのです。

ひどいときには、デザインビューが表示されているときに、Accessのアプリ自体が「震える」という挙動を示したりしました。

新しいファイルを作成しても同様の現象が起こりました。

試しにクエリ以外の、テーブルやフォームで「デザインビュー」を開いてみましたが同様に遅い動作を見せました。

Access2013のデザインビューが遅い。解決法は?

海外でも同様な症状に出くわしている人がいるようです。

ただ、Accessを動かしているすべての人に起こった症状ではなく、Windows10でも大丈夫な人とそうでない人がいたり、「8.1」だったり「7」だったりとさまざまです。

海外で解決した例では、

・「Symantec」のセキュリティソフトの設定を変えた
・Accessに登録されている「規定」のプリンターを削除した
・「コントロールパネル」→「変更」→Access2013を「修復」した
・マイクロソフトの「Fix it」で修復した
・不要なファイルなどクリーンアップしてラップトップを再起動した
・Accessデータのバックアップをとった後、Accessのアンインストールをして再度インストールした

といった方法で解決したようです。

私のAcceessは上記の方法では解決せず、以下を実行したら、また快適に動くようになりました。それは、

・クエリのデザインビューが開いている状態で、右側に開いている「プロパティ」を「閉じた」

これをしたら問題が一気に解決しました。
これも海外のサイトで提案されていましたが、単純すぎてスルーしていましたw。
よくある解決法だったようです。

実は、マイクロソフトのサポートで尋ねても解決しなかったので、半ばあきらめていましたが、これでまた使えるようになったのでほっとしました。

追記:

一気に解決したように見えた「Acccess2013」ですが、また動作が怪しくなりました。
「デザインビュー(特にテーブル)」の動きがものすごく遅くなったのです。

「8.1」から「10」にアップデートしてからというもの、電卓、メモ帳、ブラウザーなど小さな不具合が多いのが気になりました。
特に、あんなに速かった「Chrome」の動きが遅くなってしまったので、アップデートの不具合を疑いました。

そのため、まず「ウィンドウズ10」のクリーンインストールを試みました。
そうしたら、「Access2013」も「Chrome」もさくさく動くようになりました。

おわりに

追追記(2023年4月26日):最初にこの記事を書いてから7年経ちましたが、いまだにACCESSを使っています(通算28年w)。

昔はパッケージを購入していましたが、現在はオンラインコードで利用しています。
今は問題なく動いています。

他のデータベースソフトが使えないか試したこともありますが、個人的には、使い慣れているACCESSに軍配が上がっている状態です。

自分の仕事もACCESSで並べ替えたりフォームを作ったりできるだけ効率よく作業ができるように組み立ててしまいます。

また、身の回りのことの多くもデータベースに収めることができるので、プライベートでもよく使います。
気がつくと、何でもデータベース化したい自分がいます笑。