ネズミ講のセールスをしてくるママ友はどう断る？
マンションに住んでいればママ友ができることがあります。
ところが、そのママ友がビジネスをしていて、仲良くなったママ友にまで売り込みをかけるという話をよく聞きます。
最近知り合ったママ友からセールストークをされて対処した人の体験談をご紹介します。
しつこくセールスをしてくるママ友
同じマンションに住むママ友とのトラブルです。
およそ４００世帯の大型マンションが新築されて入居しました。
だから入居者全員が「はじめまして」の状態でした。キッズルームや公園が近くにあるため、日々顔を合わせるママさんたちが増えていきました。
そんな中で、ある日、1人のママ友が我が家を訪ねてきました。
「部屋のインテリアを参考にしたいので見せて欲しい」
と言うのです。
そこまで仲が良かったわけではないのですが、断るのも変な感じがしたので、部屋に招き入れました。
彼女は部屋の中を軽く見渡す程度でした。
そして彼女の本当の目的であったセールストークを始めたのです。「おすすめの化粧品があるの。試してみない？」
ピンときました。
つまり、ねずみ講です。「すみません。そのような商品は買わないことにしています」
と断りました。
彼女はなかなか帰る気配を見せなかったので困りましたが、やっと引き取ってもらいました。
そして後日、彼女は化粧品の話をするために2～3回訪ねてきました。
さすがに部屋には入れずに玄関先で話をしました。何度も断っているのに引き下がらず、
「この化粧品を使ったら肌がどんなに良くなるか」
を力説するだけでした。
私は20代だったことと、アトピーで肌が弱くファンデーションが使えず、はたから見ても肌が弱いことが明らかだったので、彼女は私に狙いを定めたのかもしれません。
セールスをしてくるママ友をどう断る？
そこで、この件について他の仲のいいママ友に相談してみました。
そのママ友が言うには、件の迷惑なママ友は他の部屋にも同じように訪問していたというのです。まだ新築のマンションで近所づき合いもこれからだったので、皆さんあまりを事を荒立てたくないと感じたらしく黙っていた人も多かったようです。
どこの家にも訪問していると分かった時点で、話を聞かないようにしてみようと他のママ友と話し合いました。
化粧品の話になる前に話題を変えたり、話を終わらせたり、ちょっと意地悪だとは思いましたが居留守を使ったりということをしました。
夫にも何が起こっているかをよく説明しておきました。
彼女が今度は夫に話しかけて私のために商品購入になってしまうのを防ぎたかったからです。結果として、その迷惑なママ友は皆から話を聞いてもらえなくなっただけでなく、諸事情で引っ越して行きました。
ねずみ講や宗教関連といったことはどこにでもあります。
でも、中には知らずにひっかかってしまう人もいたでしょうから、みんなで情報を共有できて良かったと思います。もし放置していたらトラブルが起こっていたでしょうし、近所づきあいも気持いいものにならなかったはずです。
子供同士のつき合いもあるので、迷惑なママ友を完全に無視したりといったことは難しいし、そもそもそこに住んでいますので絶対に会わないということもありません。
表立っては言わないけれど、ねずみ講や宗教などに関わっているママ友はいると思います。
ママ友とは世間話をする程度のお付き合いがちょうどよいと思いますが、時間が経つにつれて親しくなり一歩踏み込んだ付き合いになることもあります。
その中で少しでも違和感を覚えたら、深くは踏み込まないように気をつけた方がいいと思います。そして「私はやりません」という気持ちを断固として伝えるべきです。
おわりに
知り合いがいない状態では、「早く知り合いをつくらないと」と思いがちですが、ママ友と仲良くなりたい一心で何でも受け入たりするのはちょっと待った方がよいですね。
