2016年「多古あじさい祭り」の見どころは?交通規制・通行止めは?
ふるさと多古あじさい祭りは、毎年、栗山川の川岸一面に植えられたおよそ1万株のアジサイが満開を迎える時期に合わせて開催されています。
あじさいのカラフルな色合いのなかで行われるので、華やかですがすがしい気分で祭りを楽しむことができます。
あじさい祭りは、毎年、6月の中旬から下旬にかけて行われています。
多古町あじさい公園と商店街のあたりでは「ふるさと多古町あじさい祭り」も開催されます。
2016年は6月12日(荒天の場合は6月19日)が予定されています。
「多古あじさい祭り」の見どころや交通規制情報ををご紹介します。
多古あじさい祭りの見どころや特徴は?
多古あじさい祭りの最大の魅力は、美しく満開になったあじさいの中でお祭りを楽しめることです。
そして、多古は、江戸時代から上質な米の産地として知られており、献上米にも選ばれたことがあるほどです。
祭りでは、その多古米が様々な形でふるまわれます。
炊いてあるお米は精米したてのものが多いので、ご飯だけ食べてもそのおいしさに満足すると思いますよ。
祭りでの見どころは、地元の町民のみなさんが江戸時代の衣装をまとって行う「多古米奉納式典」、そしてその後に行われる「多古米振舞行列」です。
特に一番の盛り上がりを見せる「多古米振舞行列」では、およそ600人の町民のみなさんたちによって江戸時代に多古米が将軍家に献上された様子が再現されます。
町民の皆さんが扮するのは、多古藩主や農民といったさまざまな姿。
米俵を担ぎながら、城下町の面影がいまでも残る美しい街の中心部を練り歩きます。
そして、観客たちに多古米を振る舞ってくれるのです。
これだけでなく、多古米のおにぎりの無料配布(数量に限りがあります)があったり、多古米のご飯の上に好きなおかずを100円で盛り付ることができたり、といったことも催されています。
来場した人たちは、多古米の魅力をふんだんに味わえるというわけですね。
2016年はこれだけでなく、多古米おにぎりの配布、多古町特産品抽選会、あじさい生花販売、百縁まつり、縁結び丼、復興支援100円くじ、あじさいスタンプラリーなどが予定されています。
ふるさと多古あじさい祭りの歴史
ふるさと多古あじさい祭りは2016年で32回目を迎えます。
1980年、栗山川の両岸の土手にあじさいが植えられたことと、遊歩道が完成したことをきっかけとして、地域の活性化をターゲットに1984年から行われています。
これまでは、栗山川岸のあじさい公園を主体としたリバーサイド会場で祭りが開催されてきました。
そして2012年からは町内中心部の仲町通り周辺を歩行者天国とした城下町会場が加わりました。
それにより城下町多古の魅力ををよりアピールできるような規模の大きなものに変化しました。
多古町あじさい祭りのアクセス情報
車の場合:
東関東自動車道「成田IC」または「大栄IC」から約20分、銚子連絡道路「横芝光IC」から約20分。
会場周辺は混雑が予想されますので、会場から少し離れた「多古町役場」にカーナビ設定をするのがおすすめです。
メイン駐車場は多古こども園付近にあり、駐車場から会場への送迎車が運行されます。
電車またはバス場合:
イベント日のみ、芝山千代田駅から臨時の無料シャトルバスが運行されます。
無料シャトルバスでは、先着50人の利用者が「300gの多古米」をもらえますので、早めの利用がおすすめです。
また、成田空港第2ターミナルビル駅(13番乗り場)からシャトルバス(有料:300円)も運行されています。
こちらも、利用者の先着150名が「300gの多古米」をもらえます。
通行止め・交通規制情報
城下町会場となる多古町の中心部、仲町通りが「10:00~15:00」の間通行止めとなります。
付近の駐車場やリバーサイド会場などへは迂回が必要です。
多古米振舞行列が催される「11:00~13:00」の間は、片側通行規制になります。
また、一部のバス停も利用できなくなるので、バスの利用を予定しているなら、お出かけ前に確認してください。
おわりに
江戸時代の多古米の献上の様子を見て楽しめるだけでなく、実際に多古米を味わえるのがあじさい祭りの魅力です。
公共の交通機関を利用するとお米がもらえるので、せっかく出かけるならちょっと早めに家を出てみてはいかがでしょうか?
(Image by 渡邉 萌 from Pixabay)