「結婚祝いのギフト 」何を贈ったら喜ばれる?
「結婚祝い」は、あなたの祝福の気持ちを込めて贈るのはもちろんのこと、受け取るカップルが「もらって嬉しいもの」を選ぶことが大切です。
あなたが何を選ぶかによって、常識やセンスを問われたりもするので注意が必要です。
特に、仕事関係の方への贈り物なら、これからのビジネス関係にも影響を与えかねません。
結婚祝いに「どんなものが喜ばれて」、「どんなものがNGなのか」をご紹介します。
結婚祝いのプレゼントで喜ばれるものは?
結婚祝いとして大定番なのが「キッチン用品」です。
キッチン用品は実用的だし「消耗品的な」位置づけにもあるので、いくつ貰っても嬉しいものです。
たとえば、
・お揃いのマグカップ、ワイングラス、夫婦茶碗、お揃いの食器
などはもちろんのこと、
・家事を楽にしてくれる家電(パン焼き器、食洗器など)
・家事を楽しくしてくれるユニークな収納アイテム
・おしゃれなアイテム(カラフルなトースターなど)
・来客用のティーセット
なども人気です。
結婚祝いには、おしゃれなものを選んであげましょう。
素敵なアイテムがあるだけで、二人は家にいるのが楽しくなります。
結婚をして新生活を始めるにあたり、諸々の費用がかかっているはずです。
そのため「来客用のテーセットなどは忙しくて気が回らなかった」ということが多いです。
ただし、こちらが「喜ぶだろう」と想像しているものでも、相手がそうではないこともしばしばあります。
もし「パン焼き器」をプレゼントに考えているなら、
「『パン焼き器』を贈りたいのだけど、どれがいい?」
などと、二人に種類やサイズを選んでもらうとベターです。
海外では、結婚するカップルが「欲しいものリスト」を書くことがよくあります。
親族や友人はそのリストを見て、二人のためにプレゼントを購入してくれます。
これだと、品物がだぶらないし、欲しいものが確実に揃います。
そして贈る側も頭を悩ませずに済むのでとても効率的ですね。
結婚祝いを贈るときの注意点は?
結婚祝いを贈るときに、地域によって特有の風習やしきたりがないかどうか意識しておくといいでしょう。
関東と関西で披露宴や二次会の風習の違いなどが顕著ですが、お祝いを贈ること自体「あなたの気持ち」なので、厳密にとらえる必要もありません。
あなたが新しく引っ越してきたなら周りの人に聞いてみたり、友人や職場の同僚に足並みをそろえておけば間違いないでしょう。
お祝いは、挙式の2か月前ぐらいから送ることができます。
遅くとも挙式の1週間前には渡せるといいです。
くれぐれも、結婚式当日に贈り物を渡すのは避けましょう。
式当日の二人は、花束やら衣装の小道具といった荷物を持たなくてはいけません。二人の負担を増やさないよう気遣いましょう。
また、結婚祝いに避けた方がいいとされているのが、
・刃物(ナイフ、包丁など)
・壊れもの(陶器やガラスなど)
・消えもの(食べてなくなってしまうものなど)
・割り切れる数(偶数)のアイテム
等です。しかし、ディナーセットにはフォークやナイフが入っているものだし、ワイングラスセットや夫婦茶碗は「2つで1セット」と数えているようです。
さらに、二人の名前を印刷したワインなどを贈るのも人気ですが、ワインは「消えもの」の部類に入りますよね。
そのため、最近では「結婚祝いにタブーなアイテム」はあまり気にしなくてもいいかもしれません。
「それでも何を贈ったらいいのか分からない!」
というなら、カタログギフトがおすすめです。
これなら、受け取ったカップルがカタログの中から好きなものを選ぶことができるからです。
「キッチン用品が喜ばれる」」とはいっても、色や形、サイズが好みではない場合もありますし、似たようなものが揃ってしまって置く場所に困るといったことを避けることができます。
そのため、本人たちが必要としているものを選ぶことができるのが喜ばれます。
有効期限に余裕のあるカタログを選んであげれば、二人の新生活がひと段落してからゆっくり選ぶこともできます。
おわりに
結婚祝いを贈る上で大切なのは「カップル」を祝福する気持ちを込めることです。
同時に、受け取る側が喜ぶものをチョイスしてあげること、そして、しきたりやマナーにも留意することが大切です。
(Image by Mariya 🌸🌺🌼 from Pixabay)