言霊は「1000回」唱えないと叶わない?
「ありがとう!」とか、
「ついてる!」
という言葉を繰り返すと「いいことが起こる」ということを聞いたことがありませんか?
「よい言葉」ってポジティブなエネルギーを持っています。
そんな「よい言葉」を発することで、ポジティブなエネルギーがあなた自身やあなたの周りの人や環境に「いい影響」を及ぼし、その結果、良い方向へ導いてくれると考えられています。
それなら「ありがとう」「嬉しい」「大好き」「楽しい」などとという言葉は進んで唱えたいものです。
でも「頑張って唱えているのに叶わないんだけど・・・?」という人もいるようです。
それってどうしてなのでしょうか?
言霊って100回?それとも1000回唱えるの?
「ありがとう」でも「大好き」でも「嫌い」でも、気持ちを込めて発すれば、それは「言霊(ことだま)」となるとよく言われています。
言霊はアファーメーションとも称されることもありあmす。
だったら、言霊やアファーメーションは「普段から口癖になるぐらい言霊を唱えるとよい」はずですよね?
例えば、
「私はいつでも素晴らしいものを引き寄せています。」
「ありがとう。感謝しています。」
「嬉しい、楽しい、大好き!(ドリカムの歌詞です笑)」
「私は○○年までに海外に移住します」
など・・・。
私も一時期、スピリチュアルや精神系の本を読んでは、さまざまなアファーメーションを実行してきました。
でも「ありがたい」とも思ってもいなかったり、手に入れてもいないのに「理想の家に手に入れました」などと毎日唱えるのは、いささか滑稽な気分でした。
「唱えながら、その情景をありありと思い描く」
という行動も有効ということだったので、あたかも新しい家に住んでいるビジュアライゼーションも練習してみました。
でも、心のどこかで、
「本当に叶うんだろうか?」
「こんなことをして何になるんだろうか」
などという思いが、頭のあちらこちらをよぎるのです。
そうかと思えば他の本には、
「言霊やアファーメーションを唱えたら、その願いは『忘れ』てしまいましょう。そして宇宙に委ねましょう」
なんて書かれているので、
「本当にそれでいいの?」
「忘れちゃったら意味がないのでは?」
という疑問も生じてきます。
「言霊は100回どころではなく、1000回ぐらいじゃないと伝わらない。」
ということも聞いたので、私は唱え、そしてまたさらに唱えました。
でも、言霊はムキになって唱えるものではないそうです。
なぜなら、
「願いよ!お願い!叶って!」
「それは本当に起こってくれるんでしょうね!?」
といった思いを抱いたまま唱えると、逆の現象を引き起こす可能性があるそうなのです。
確かに1000回も唱えれば、念がこもって願いも叶いそうなものですよね。
でも、あまり力や感情がこもってしまって「ムキになる」状態がかえって「自分にとって好ましくないこと」を呼んでしまいやすくなるそうなのです。
そんなことってありませんか?
確かに自分の過去を振り返ってみるとそんなことが多々ありました。
数年前に、どうしてもスムーズに進ませたかった引っ越しがあり、私はその数週間前から準備に力み過ぎたことがあります。
当日は、家具が壊れたり、車関係でトラブったり、時間までにことが進まなかったりと混乱を極めてしまいました。
今考えても冷や汗が出てきます。
それとは別に、成功させたかった企画や失敗できない仕事など力み過ぎたときに限って思った通りにいかないことがよくありました。
言霊やアファーメーションを唱えるのが楽しいなら1,000回でも10,000回でも唱えたらいいと思います。
そうではないなら、そんなことはする必要はないと思います。
それよりもリラックスした状態で「わたしは○○を成功させる」とさらりと唱える方が効果的だと思います。
唱えた後は、結果に執着せず、感情の波を荒立たせず、起こることを淡々とこなして行く方が成功する確率が高まるような気がします。