エコノミークラス症候群を予防する体操・運動・グッズは?
エコノミークラス症候群になりやすい人は、
・窓側の席でトイレに立たない人
・糖尿病がある人
・妊娠している人
・避妊薬を服用している人
・血栓ができやすい人
と言われています。
症状を訴える人は5,000~6,000人に1人の割合と少ないです。
だからといって楽観せずに、長時間のフライトに乗り込むなら、各個人で意識しておく必要があります。
エコノミークラス症候群の予防薬はアスピリン?
エコノミークラス症候群は、治療が必要な場合に投薬されますが、予防が目的の薬はありません。
「アスピリン」がいいという意見もあります。
「低用量アスピリン療法」という治療法があることから、血栓を溶かすのによいと考えられています。
でも、あまり期待しない方がいいでしょう。
なぜなら、エコノミークラス症候群は機内の気圧や乾燥した空気も影響していると考えられているからです。
それよりも、
・2時間おきに席を立つ
・同じ姿勢を長時間続けない
・席についている間も意識的に足を伸ばしたり揉んだりする
・水分をこまめに補給する
といった対策の方が体のためにもいいです。
エコノミークラス症候群を予防するグッズって?
エコノミークラス症候群を予防するためのグッズがたくさんあるので、試してみてください。
むくみを防止してくれる美容面でのメリットだけでなく、血栓ができるのを防止するのにも役に立ちます。 帰国してからも普段使いできるものがおすすめです。 |
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フライト中は靴を抜いてスリッパに履き替えましょう。 足もリラックスするしストレッチやエクササイズがしやすいです。 そのままトイレへ行くこともできます。 |
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血液の抗酸化に役立ちます。 | |
足を高い位置でキープできます。 足や腰の負担を軽減してくれます。 |
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コロコロ転がしてマッサージをするものです。 100均で購入できるもので十分です。 席についているとき、足の裏からふくらはぎのマッサージをしましょう。 |
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足の指のエクササイズをするのに便利です。 |
席に着いたままできる予防体操・運動
席に着いたままできる運動はたくさんあります。
・足を組んでひざ下をもむ
・つま先をくるくる回す
・つま先を上げ下げ、かかとを上げ下げ
・足全体をストレッチする
・腰をひねったり、手をぶらぶらさせる
・上半身をストレッチ
・肩を回したり、首を回したり
キャビンアテンダントは飲み物を配りに回ってきます。
その時は、どんどんもらって水分補給をしましょう。
水分を補給することで血液を固まりにくくする作用があります。
おわりに
深い呼吸をすることも血の流れをよくするのに役立ってくれます。
そのためにはリラックスするのが1番です。
またフライト中に不自然な姿勢でずっと寝るということも避けた方がいいです。
そのため、睡眠薬やお酒を飲むことは控えましょう。
きつい靴や服も血流を悪くさせる原因になります。
あなたの席が窓側なら、通路側の席の人にに動いてもらってトイレに行きましょう。遠慮はいりません。