海外・英語圏で英語ができないときのコミュニケーション方法は?
「海外を旅行したい」「海外を一人旅したい」「英語圏を1人で旅行したい」けど「その国の言語ができない」「英語力に自身がない」「英語を全く話せない」という場合、どのようにして現地の人とコミュニケーションをとったらよいでしょうか?
いくつかの案をあげてみました。
海外の一人旅、英語を話せないときはどうする?
現地の言語を勉強する
王道でオーソドックスな解決策です。
旅行をする前に現地の言語を少しでも学んでいれば、その文化に触れたり新しい発見ができます。
その言語の書籍で勉強する、または語学学校に通います。
語学学校なら専門の講師が揃っていますし授業内容もしっかりしているので、きちんとした表現を学ぶことができます。
また、異なる国の文化や考え方を理解するために役立つかもしれません。
たどたどしくても少しでも話してみると、意外と現地の人々に伝わって楽しいものですし、他の国の人々と友達になる機会も増えます。
旅行先での標識や看板などを読んで交通機関を利用したり、レストランで注文したり、現地での行動が快適になり観光スポットもより楽しめると思います。
帰国後、その言語力を伸ばしたり、経験を活かすこともできます。
書籍の購入と比べて語学学校に通うことは本来の旅行の目的から少しずれてしまったり、時間がかかったりする可能性が考えられます。授業料もかかるので、旅行費用や生活費などの兼ね合いも考慮する必要があります。
使えそうなフレーズを紙に書くかスマホに保存する
旅行前にあらかじめ使えそうなフレーズや名詞を調べておいて紙やノートに書いて持っていくかスマホのメモ機能に入力して持っていきます。そして必要なときに読み上げるか現地の人に見せるなどしてコミュニケーションを取ります。
これも旅行先での言葉の壁を乗り越えるよい方法だと思います。
調べて書き出したり入力しているうちに、その中のいくつかは覚えてしまうかもしれませんのでお勧めです。
ガイドブックに掲載されているフレーズ使うのもアリですね。
ただし、混雑した場所や急いでいるときには、紙を広げたりスマホを取り出したりするのにモタモタしてしまう可能性があります。また、トラブルが起こった場合、旅行前の事前リサーチだけでは足りないかもしれません。
スマホの翻訳アプリを使う
スマホで利用できる翻訳アプリなら、日本語を入力すればその土地の言語に翻訳してくれるので便利です。
今ではさまざまな言語をサポートしているので、異なる国の人々とコミュニケーションを取りやすく旅をより楽しいものにしてくれます。
ただし、アプリまたは言語によって正確さに限界がある場合も考えられます。文法的な間違っていたり、ニュアンスを上手に訳してくれない、複雑な文章だと意味不明な訳が返される・・・等々。
翻訳は機械的に行われるため、文化的背景を加味していない場合もあり、予想外の誤解を引き起こしてしまう可能性もあります。
現地の通訳サービスを依頼する
テレビ番組でもよく見る「コーディネーターさん」と呼ばれている通訳のサービス。
同行して色々説明してくれるのであちこち見て回ることができます。安全に旅行を楽しめてトラブルを回避できるので安心です。
通訳さんをとおして現地の人々との交流を深め、親しい関係を築くことも期待できます。
デメリットとしては、サービスの依頼は高価である場合が多いです。
独自に通訳サービスを探す場合、どの程度の通訳者なのか判断が難しい場合があるので、旅行会社やツーリストインフォメーションなどで相談するとよいでしょう。
あらかじめ現地を案内してくれそうな人を探すのもいいかもしれません。
ペンと紙を持参して、絵や図を描いて説明する
あなたがどれぐらい絵や図を描くのに優れているかにかかっている方法です笑
その場でささっと描くので即効性があり、効率的かつ視覚的に情報を伝えることができます。
旅行先の国の文化や歴史を絵や図を使って表現するので、現地の人もコミュニケーションを楽しんでくれるかもしれません。
私の知り合いに英語が全くできないけれど長年世界中を旅して回っている女性がいます。
この方は、ペン、紙、表情、そして極々簡単な英語を上手に組み合わせて現地の人とコミュニケーションを取ります。買い物をするときもこの方法で巧みに交渉して色々と欲しいものを手に入れます笑。イギリスで6か月ぐらいのホームステイをしたときは、帰国の際、ホストファミリーが号泣するほどでした。ペンと紙だけのコミュニケーションにも関わらずにです笑。
この方法のデメリットとしては、絵や図だけでは完全に説明ができない場合があり、また、相手の知識が必要な場合もあります。
複雑な説明をしたい場合、うまく伝えられなくて時間がかかるかもしれません。
ジェスチャーを使って会話を試みる
ジェスチャーゲームのように相手に伝えるという方法です。
手をつなぐジェスチャーで友情や信頼関係を、手を使って大きさや形を、指を差して方向を、自分の体や使ったり音まねしたりして何かを表す・・・などその表現方法は無限です。
世界で共通しているジェスチャーを使えば、国境を越えたコミュニケーションをとることができます。
ちょっとした単語を交えるとスムーズかもしれません。
ただし、相手の理解度によっては、こちら側の表現をするというエネルギー量が必要になりそうです。
またシャイな人には向いてないかもしれません。
ただし、その国の文化によってはそのジェスチャーの内容が間違って伝わってしまったり、不快な意味であったりする可能性があります。また、複雑な内容は表現しにくい、時間がかかるかもしれません。