英会話の上達させるコツは留学先で○○しないこと?!
「留学先で英会話のスキルを飛躍させたい。」
「英会話を習い始めたけど、はやく上達させたい」
と感じているなら、体験者にコツを聞いてみるのがおすすめです。
・英会話の時に一番気をつけていること
・実践している勉強法
・英会話の体験談
について聞いてみました。
誰でも英会話は初心者からスタートします。
参考にしてみてください。
英会話で気をつけていること:正確な文法に固執しない
英会話を上達させるための勉強として気をつけていることは、文法の正確さだけを意識しないということです。
もちろん、会話をするときには単語をきちんとした順序で話さないと通じません。
でも、三人称、複数形、過去形などを気にし過ぎて文章が出てこなかったり、会話が続かなくなっては意味がありません。
それよりも、発音のほうが大事であると語学学校の先生も言っていました。
それと、多少わからないことがあってもとりあえず相槌を打ったり、なんでもいいから自分の意見を言ったり、質問をしたりします。
そうして、とにかく会話を持続させることは大切だと思います。
日本語での会話もそうですが、例えば「昨日○○へ行ったのよ。」と言われれば、「そうなんだ!」とテンポよく応答するのは大切ですよね。
英会話でも同じです。
個人的な印象としては、外国人にはもう少しはっきりした反応をしてあげた方がいいかもしれません。
取り入れている勉強法:意識してリスニングをする
効果的だと感じている勉強法は、英語をたくさん聞くことです。
「ながら聞き」ではなく、「意識しながら」聞くようにしています。
英会話のスキルは、場数を増やすということに尽きると思いますが、人の会話を聞かないと成り立ちません。
英語の子ども番組なら、易しい単語をはっきりとした発音で話しているので、まずそれを題材に聞き始めました。
次に年齢層をちょっと上げて、中学生が観るようなドラマやコメディに移行し、今では洋画を観ています。
DVDなら字幕を表示させると英語を早読みする練習にもなります。
当時のクラスメイトと一緒に旅行をすることになりました。
旅行に参加したのは5人です。
クラスメイトの国籍はさまざまで、トルコ人、イタリア人、ドイツ人などが入り混じっていたにぎやかなグループでした。
5人部屋というのがなかったので、宿泊は二部屋に分かれました。
朝に、全員が集まって朝食を食べていると、別の部屋に泊まったトルコの友人が、
「昨晩は本当に怖い思いをしたのよ!」
と、興奮して話し始めたのです。
「どうしたのよ!?」
と、私たちは身を乗り出しました。
彼女は、
「私たちの部屋に、Inspector(警部補)がいたの!」
と、興奮しています。
「何か事件が起きたんだ、これは大変だったわね」
と、私たちは思いました。
先を促してみると、彼女は、
彼女:「そのInspector(警部補)はね、最初は壁を上ってきたのよ。」
私たち:「えぇ?壁をよじ登って部屋に入ってくるなんて、まるで映画のワンシーンみたいじゃない!」
彼女:「そうしたら、今度は電灯の周りをくるくる回って飛び始めたのよ!」
私たち:「・・・。(「電灯の周りをくるくる回る警部補」をイメージ)」
彼女:「私はじっとそれを見ていたんだけど、しばらくしたらやっと窓から出ていったの。ほっとしたわ。」
私たち:「・・・・・・。それって「Inspector(警部補)」じゃなくて「Insect(虫)」??」
彼女は単に単語を間違えていただけだったのです。
ちょっとスペルが違うだけで全然意味が違ってくるので大騒ぎをするところでした。
おわりに
洋画はリスニングをするのにとてもいい教材になります。
最近では海外のサイトでもリスニングに適しているものがたくさんあるのでどんどん利用してみてください。