飛行機の乗り方。国際線に乗るまでの手順って?
「初めての海外旅行」というのは期待に満ち溢れてとてもワクワクしますよね?
でも同時に、生まれて初めて日本の外に出るということにちょっとした不安も感じているのではないでしょうか。
今や、多くの人が経験している海外旅行ですが、初めてだとどうしていいのか分からないことが多いのも当然です。
ここでは、国際線の飛行機に乗るために「基本的に必要なもの」と「飛行機に乗るまでの手順」を分かりやすくご紹介します。
海外旅行に行くには、基本、以下の3点が必要です
1. パスポート
パスポートがないと、まず日本の出入国ができません。
また、パスポートがあっても「期限切れ」では何の役にも立ちません。
パスポートの手配・更新には数日を要します。
そのため、パスポート関係の手続きは余裕をもって済ませておくのがおすすめです。
また、旅行先の国によっては「パスポートの有効期間が○か月以上ないとダメ」というところもあります。
現地について入国できないなどという事態を避けるためにも、期限が十分にあるか確認しておきましょう。
2. 飛行機のチケット(搭乗券)
一昔前なら、旅行会社からチケットを受け取って、旅行当日まで大事に保管したものです。
現在では、自宅で印刷したり、スマホに保存したチケットを用いて搭乗することができます。
2. お金
現地での大切な生活費です。
お金さえあれば、現地で足りないものを調達できます。
ヒッチハイク旅行をする人でも多少のお金は必要です。"
ドキドキの海外旅行。飛行機に乗る手順とは?
いよいよ、飛行機に乗ります!
準備はいいですか?
(ここでは「成田空港から出発」と想定して説明します。)
1. 当日は余裕をもって家を出る
空港までの道中で「電車が遅れた」「車が故障した」などといったトラブルが発生する可能性もあります。
目安としては、旅程表に記載されている「出発時刻」の2時間前ぐらいに、空港(のチェックインカウンター)に到着できると安心です。
2. 「旅程表で指定されているターミナルへ向かう」
あなたの利用する航空会社によって、利用するターミナルが違います。
成田空港には、第1、第2、第3ターミナルがあります。
第3ターミナルへは第2ターミナル港内からから専用の通路を使います。
第2ターミナルから徒歩10分ぐらいです。
2. 「チェックイン」をする。
利用するターミナルに到着したら、
「旅程表で指定されているカウンター」
もしくは
「利用空港会社のカウンター」
でチェックイン手続きをします。
このチェックイン手続きですることは、
・パスポートと旅程表(予約番号)の提示・チケットの受け取り
・預け入れの荷物の引き渡し
・クレームタグの受け取り
です。
もし、あなたが自宅で印刷したチケットやスマホに保存したチケットがあるなら、既に自宅でチェックイン済みの状態です。
そのため、ここですることは「預け入れ荷物の引き渡し」と「クレームタグ」の受け取りだけです。
「クレームタグ」というのは、飛行機を降りる際、万が一、あなたの荷物が紛失していた場合に必要になるものです。
チェックインカウンターでは、同じ番号のクレームタグを2つ発行します。1つは預け入れ荷物に貼付し、もう一つはあなたの控え用です。
そのため、あなたのスーツケースが2つあれば2つの番号が発行されることになります。
あって欲しくないことですが、預け入れる前にスーツケースの写真を撮っておくのがおすすめです。
スーツケースが出てこないときに、スーツケースの詳細を説明しなくてはなりません。
そこで撮った写真を見せれば簡単だからです。
3. 出国ゲートに向かう
無事にチェックインが終了したら出国ゲートに向かいます。
出発時刻までに時間があるからといって、ゲートに入らずにのんびりしないよう注意が必要です。
なぜなら、この後、セキュリティチェックや出国手続きをしなくてはいけないからです。
時間の余裕を加味しておかないと飛行機に乗り遅れてしまう可能性があります。
4. セキュリティチェックを受ける
出国ゲートを通ったらセキュリティチェックを受けます。
昨今の事情で、金属や刃のある凶器になりうる物はここで没収されてしまいます。
トレイにはラップトップ、携帯電話、タブレットといった機器、そして100mlの化粧品類がある場合も一緒に並べます。
また、ベルトや時計も外してトレイに乗せます。
とある海外の空港では、たくさんペンが入った子供のペンケースやゲームセンターで入手できるトレッタカード(金属が装着されているため)が再チェックされました。もちろん、害を及ぼすものではないので通過しましたが、怪しまれるようなものの持ち込みは避けた方がいいでしょう。
5. 出国手続きを行う
出国手続きでは、審査官にパスポートと搭乗券を提示します。
特に問題がなければ1分ぐらいで完了します。
6. 搭乗の案内があるまで指定ゲートの近くで待機
出国手続きが終われば、あなたは「日本にいるけれど出国している」という不思議な立場にいます。
搭乗時刻がやってくるまで、免税店で買い物をしたり食事したりすることができます。
7. アナウンスにより搭乗
搭乗時間になると、出発ゲートに職員が数名やってきて搭乗のアシストを開始します。
通常、ファーストクラス、ビジネスクラス、小さい子供連れの乗客が優先的に搭乗します。
その後、エコノミークラスの乗客が乗り込みますが、機体が大きいと、後ろの座席の乗客から順に呼ばれて搭乗していきます。
以上が、飛行機に乗るまでの手順です。
初めてだとすることがたくさんあって大変に感じるかもしれません。
でも、海外旅行を数回経験すると慣れてきてすべての工程が楽しくなってきます。