初めての国際線は、誰でも緊張するし、不安になるものです。
トイレの数は十分にあるの?
トイレってどうやって使うの?
トイレ近くの座席の方がいい?
トイレの数については、航空会社の座席指定画面でトイレの位置が表示されることが多いため、そこからおおよその数を確認することができます(ただし、航空会社や予約サイトによってはトイレの位置は実際の運航時と異なることもあります)。
長距離フライトでは、数百人が乗る機内トイレは限られた数しかありません。時間帯によっては、特にエコノミークラスでは混雑することも。
国際線の(特に長距離フライトの)トイレ事情についてまとめてみました。
国際線飛行機のトイレは何個ある?数は十分にある?
トイレの数は、航空会社や機材によって異なりますが、長距離国際線ではエコノミークラス向けのトイレは通常2〜4か所が各エリアに設けられているのが一般的です。
そのため、機内全体では数百人の乗客に対して数個から十数個程度のトイレがあり、1つのトイレを20〜50人前後で利用する計算になります。
一方、プレミアムエコノミーでは、多くの航空会社で専用または優先的に利用できるトイレが用意されており、エコノミークラスよりも快適に利用できることが多い傾向に。また、利用者が比較的少ないことから清潔な状態が保たれやすいので、座席をアップグレードするメリットの一つといえると思います。
機内トイレの使い方って?
機内のトイレは基本的に男女兼用です。英語が主流で、以下のように表示されます:
・ 「Lavatory」=トイレ
・ 「Vacant(緑のサイン)」=空き
・ 「Occupied(赤)」=使用中
ほとんどの国際線で採用されているのは「バキューム式(真空吸引)」トイレで、ボタンを押すと強い吸引力で一気に汚物を吸い込む仕組み。「ゴォッ」という音と、流す勢いが良すぎて最初はびっくりするかもしれません笑。これは飛行高度での気圧差を利用した飛行機ならではのシステムです。
混雑する時間帯は?
機内食の直後や早朝便で起床した直後は、トイレに長蛇の列ができる傾向があります。また、着陸前も身支度を整えたい利用者が集中するため、混雑しやすくなります。
大勢の乗客が利用するので、1人で長時間占有するのは避けた方がいいです。歯磨きや簡単な髭剃りぐらいなら大丈夫ですが、時間のかかる身支度は飛行機を降りてから空港のトイレで行うのがおすすめです。空港にはトイレやパウダールームが数多く用意されています。
トイレ使用が制限されるタイミング
機内では以下のようなときに「トイレの使用をしないでください」というアナウンスが出ることがあります。
・離陸前と着陸前
(この時は安全確保のためにベルト着用サインが点灯し、トイレの使用が禁止されます)
・激しい揺れが予測される時
乱気流時は「シートベルトを締めてトイレの使用を控えてください」というアナウンスが流れます。気象状況は予測が難しいため、アナウンスがないまま急にシートベルト着用サインが点灯することもあります。
座席はトイレに近い方がいい?トイレの前の席は?
過去に、トイレに近い方が便利だろうと、トイレの近く、またはトイレの前の座席を指定したことがあります。搭乗した便にもよりますが、全く静かだった時もあれば、列ができたり、人の往来があったり、ドアの開閉音や、うっすら聞こえるフラッシュの音などで、せわしないと感じたこともありました。
トイレに加えて後方にギャレー(サービスエリア)がある場合は、客室乗務員の作業があったり(CAさんのうるさいおしゃべりもありましたし笑)、飲み物を取りに来る乗客や気晴らしに来る乗客がいたりします。落ち着いて休みたい場合にはトイレ近くの席は避けた方がいいと思います。
一方で、トイレに頻繁に行きそうな人や体調が心配な人は通路側でトイレに近い席を選ぶと便利です。事前に航空会社の座席指定機能でレイアウトを確認してから座席を指定すると安心です。
国際線のトイレは汚い?どうして・・・?
何度も国際線に乗っていますが、たいていの場合は問題ないものの、まれに「トイレがあまりきれいではない」と感じることもあります。
利用者数が多い長距離フライトでは、どうしても清掃が追いつきにくくなるのかもしれません。航空会社は着陸後に徹底的な清掃を行うものの、フライト中には限界があるのが現実のようです。
気になる人はにアルコールシートや除菌ジェルを持参するといいと思います。
おわりに
私の子どもが小さい頃、国際線の機内トイレでフラッシュボタンを押した瞬間、驚くだろうと思ったので「『バキューム式』というものだから、音が大きいよ」とあらかじめ警告してからボタンを押しました。予想どおり仰天してました笑。今ではすっかり慣れてしまってますが、良い思い出です。
脱水症状になりやすい長距離フライトでは、水分補給はこまめにした方がよいものの、トイレ回数が増えすぎないよう調整も必要です。
トイレは空いているときもあるので、そのようなタイミングにゆっくり利用するのがおすすめです。機内エンタメ画面やアプリで「lavatory」の空き状況を確認できる航空会社もあるそうです。
たくさんの発見や感動のある、素敵な旅になりますように。






