2016年取手の祭り「八坂神社祭礼」の見どころ・交通規制は?

2021年8月19日

(画像:https://www.city.toride.ibaraki.jp/より)

取手市の八坂神社例大祭は、「関東三大御神輿」として知られている大きな神輿の巡り歩き、底抜け山車、里神楽といった珍しい催し物を楽しむことができる貴重なお祭りです。

2016年の取手八坂神社のお祭りは以下の時間で行われます。

開催日時:2016年8月1~3日(月~水)

  • 8月1日:17:00~22:00
  • 8月2日:神輿の渡御はありません
  • 8月3日:16:30~22:00

開催場所:八坂神社周辺

2016年の取手八坂神社のお祭りを楽しむための見どころや交通規制の情報などをご紹介します。

取手 八坂神社祭礼の見どころは?

取手八坂神社例大祭は、取手市の中で最も大きくそして重要な祭りの一つです。

一番にぎわうのは、やはりピークを迎える本祭(3日目)です。
その中でも見逃せないのは「宮神輿(荒神輿)」「底抜け屋台」「里神楽」です。

およそ80人の若者たちによって渡御される「宮神輿」は、別名「荒神輿」とも呼ばれており、日光二荒山神社、石下八幡神社と並んで「関東三大神輿」などと言われています。

なんと重さ1トンもある宮神輿を上に持ち上げて勢いよく地上におろします。
このユニークなしきたりが多くの見物客を集める理由の1つなんですね。
80人もの担ぎ手が必要であるのにうなずけます。

年度によっては、クライマックスの頃には担ぎ手の人数が増えることもあるそうで、中にはさっきまで担いでいた人がはじき出されてしまうこともあるそうです。

3日目の宮神輿の渡御は16:30から開始されます。

神輿のあとをついていくのが 「底抜け屋台」です。
「底抜け」なんて面白いネーミングですが、その名の通り「屋台の底(床)のない屋台」です。

屋台の上ではお囃子の演奏をすることができないので、屋台の骨組みの中に隊を担当の人が入り、屋台の外を笛担当の人が歩きながら演奏しています。

底がないのに意味があるの?って思いますよね?
私もそう思います。ユニークな屋台ということで知られています。

そして、若山社中による里神楽も上演されます。

3日間の間の演目は、菩比神使、古鍛冶、稲荷山、天孫降臨、三崎遊漁、八幡山、八雲神詠・大蛇退治、悪鬼退治凱旋、悪鬼退治などです。

若山社中の里神楽は、重要無形民俗文化財に指定されています。

2日は中日になっているため、交通規制をともなう御神輿の渡御などは行われません。
里神楽は上演されますが、夜店も少なく寂しい感じがします。

神輿は御仮屋(おかりや)で見ることができます。

取手八坂神社のお祭りの歴史は?

八坂神社は300年代(寛永の時代)に建設されました。
かつて利根川がよく氾濫した時期に、漂流していた白木の神輿を八坂神社に奉納したことが始まりと伝えられています。

取手市では、かつては旧暦の6月に祇園祭が開催されていましたが、昭和30年から現在のような8月1日~3日へ変更されました。

取手のお祭りは、取手の夏の風物詩として定着しています。

取手 八坂神社祭礼へのアクセス

電車の場合:
・常磐線「取手駅」の東口をでて徒歩12分。目印は隣の取手市立図書館です。

車の場合:

・東京方面から―国道6号線~大利根橋~県道11号交差点を左折~取手市民会館入り口信号を右折

・水戸方面から―常磐自動車道(つくばJCT)~牛久・成田方面へ~大井北交差点を左折、国道408号へ~国道6号~大利根橋手前を取手市内へ

取手祭りの交通規制・通行止めは?

以下の2日に交通規制が予定されています。

  • 8月1日:17:00~22:00(八坂神社周辺一帯)
  • 8月2日:規制なし
  • 8月3日:16:30~22:00(八坂神社周辺一帯)

おわりに

それぞれの祇園祭に目玉となる催し物があるのは興味深いですよね。
意外とあなたの近くにも面白いしきたりの催し物があるかもしれませんよ。