機内で使える英語「シートを倒してもいい?」「シートを戻して」

2021年7月29日

私の席はどこ

海外旅行につきものの国際線のフライト。ハワイでは7時間、ヨーロッパ―では10時間以上のフライトが当たり前です。
そのため、少しでも快適に過ごせるように、そして少しでも体力を温存しておくために座席シートを倒してゆっくりくつろぎたいですよね。

座席を倒すとき、後ろの人に「座席を倒してもいいですか?」と聞いた方がいいのでしょうか?

国際線では何も言わずに倒す人が多いです。
シートは「倒すもの」と思われているようで、当たり前のように最大限で倒している人もいます。

日本の新幹線の中では「座席を倒してもいいですか?」と後ろの人に気遣う人がいます。
こういうマナーを示してくれると、お互いに気持ちがいいものです。

でもそこは文化の違いです。そのマナーを海外でやると「何このアジア人?」ぐらいにしか思われないこともあります。
そのため、後ろの人の声をかけるかどうかはあなた次第です。

そんなときの機内で使える「シートに関する」英語の例文をご紹介します。

機内での英語「シートを倒してもいいですか?」

・すみません、席を倒してもいいですか?

Excuse me, may I recline my seat?
Excuse me, may push my seat back?
Excuse me, do you mind if I recline my seat?

食事の時間になると、CAさんは機内食が配膳しながら
「後ろの人が食事をしますので席を戻してください」とシートを倒している人に声をかけます。

それでも前の人がシートを戻してくれない場合があります。
シートが倒れたままだと、機内食が食べ辛いんですよね。

そんなときは、CAさんにこうお願いします。

・前の人にシートを戻してもらうように言ってもらえますか?
Could you tell the people in front of me to put his/her seat forwards?

CAさんがいないとき、または自分で言えるなら、

・すみません、食事ができないのでシートを戻してもらってもいいですか?
Excuse me, but I am finding it difficult to eat my meal. Could you put your seat back, please?

と言ってみましょう。
くれぐれも角が立たないような口調で話しかけることをおすすめします。

海外旅行の飛行機の中での英語「私の席はどこですか?」

国際線の飛行機は大きいので、自分の席が見つけにくいこともあります。
そんなときは、CAさんにこう尋ねましょう。

・すみません、私の席はどこですか?

Excuse me, where is my seat?
Do you know where my seat is?
Could you help me to find my seat, please?

もし、あなたの席が窓側席で、誰かが通路側席にすでに座っていたらこのように尋ねましょう。

・すみません、私の席は窓側です。前を通ってもいいですか?

Excuse me, my seat is the window seat, could I get through?

もしも、誰かが間違ってあなたの席に座っていたら?
まず、その席が本当にあなたの席がどうかを確認してからこう尋ねます。

・すみません、多分、ここは私の席だと思うのですが・・・。

Excuse me, but I think this is my seat…

それでも動いてくれそうにないならCAさんを呼びましょう。

あなたの席は窓側。トイレに行きたくなったら?

・すみません、トイレに行きたいのですが前を通ってもいいですか?

Excuse me, I would like to go to the lavatory, could I get through?

トイレから戻ったら、席を立ってくれた人に「Thank you.」とお礼を言うのを忘れずに。

おわりに

新幹線の中で「座席を倒してもいいですか?」と聞かれると悪い気はしません。
気持ちよく「いいですよ」と答えてあげることができますよね?

海外でもそういった心遣いを嬉しく感じてくれる人もいますが、多くの人はあまり気にしないようです。

だから「聞かなかったけれど大丈夫かな?」なんて心配する必要はありません。
せっかくの海外旅行です。細かいことは気にしないで大いに楽しみましょう。