国際線の飛行機「ギター」は預ける?それとも持ち込み?

2021年7月29日

ギターを持って搭乗

あなたのギターを持って飛行機に乗ることになったとき、

・直行便なら「ハードケース」に入れて預け入れ荷物として預ける。
・経由便ならギター用の座席をもう1つ予約する。

のように取り扱うのがおすすめです。

フライトの予算の関係で「預け入れにしないといけない」と考えていますか?
でも、ずっと使ってきたギターなら、なおさら飛行機での取り扱いには注意した方がいいです。

飛行機でギターを運ぶときには、注意しなくてはならない点がいくつかあります。

国際線でギターを預け入れ・機内持ち込みの注意点

・直行便の場合

預け入れにするなら、ギターのケースは、ソフトケースではなく、ハードケースの方が安心です。
航空会社が用意する楽器ケースもあるので、ケースを借りる必要がある場合、事前の予約が必要になります。

チェックインカウンターでは「Fragile(フラジャイル:壊れ物)」での取り扱いを依頼しましょう。
そうすると、「Fragile」のステッカーを貼付してくれます。

通常、預け入れのスーツケースは、カウンターの後ろのコンベヤーで作業場まで流されていきます。
「Fragile(壊れ物)」扱いでは、スタッフがやってきて個別に運んでくれます。

私が実際にギターを持って搭乗したときは、ギターのケースが簡単に開かないようにガムテープを2重3重に巻いて「Fragile」扱いでお願いしました。スタッフがすぐにやってきてギターを持っていってくれました。
この時の航空会社はANAで、とても丁寧に扱ってくれました。

直行便は信頼できる航空会社であれば、預け入れにしても大丈夫です。

残念ながら、海外の空港では作業員が荷物を放り投げることが多々あります。
「Fragile」と書かれていても、読めなかったり、気が付かないということもあります。
そのため、預け入れるなら絶対に「ハードケース」です。

・経由便の場合

上記の直行便の場合でも触れた通り、海外の空港では荷物を手荒に取り扱われることが多いです。
経由便では、あなたの荷物は経由地で一度降ろされます。そして、次の飛行機に積まれます。
その間にダメージを受ける可能性があります。

そのため、経由便で移動するなら、ギターは機内持ち込みにした方が無難です。
機内持ち込みできる荷物は各航空会社によって違いますので確認が必要ですが、ギターはたいてい大きすぎます。
そのため、ギターのための席を1つ確保してあげることが必要になります。

楽器のための席の予約は、追加料金を支払えば予約できます。
「もう一人分のチケット代」ではないので安心してください。

ただ、最近では機内持ち込みも断わる航空会社もあるようですし、航空会社もルールを変更することがよくあります。
そのため、事前に確認をした方がいいです。

個人的な意見ですが、日本の航空会社の直行便を使うときは預け入れでも大丈夫かとは思います。
万全を期したいなら、多少の追加料金がかかっても、ギターのために1席分を確保することをお勧めします。