ママ友がいない。それって子供に何か影響がある?

2023年4月4日

ママ友がいないメリット

お子さんが幼稚園や小学校に通っていれば、保護者であるあなたは幼稚園、保育園、小学校の行事に関わることが多少なりともあるかと思います。

そういった行事の中で、保護者同士が顔を合わせるうちに知り合いになったり、友達になったりして「ママ友」という関係になります。

そして、ママ友同士でお茶やランチをしながら情報交換をしたり、子供を交えて遊びに出かけたりして、楽しい時間を共有します。

しかし、人によってはママ友が「いない」「作らない」「いらない」人もいます。
そのような場合、お母さん自身、そして子供にどういった影響があるのでしょうか?

ママ友がいないことの「メリット・デメリット」を考察してみました。

人それぞれ、考え方、ライフスタイル、育ってきた環境が違いますから、誰が正しくて間違っているということはありません。

誰が何を選ぶのかは完全にその人の自由なので、参考程度にご覧ください。

参考: ママ友の嫉妬?子供を比べてくるときの対処法?

ママ友がいないことのメリット

人間関係がシンプル

・ママ友たちのグループや派閥に属する必要がない。
気を使う必要もないし、人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクが少ない。

・面倒なお誘いに顔を出さずに済む。

・余計なSNSに時間を費やす必要がない。
コメント量が多くなりがちな「メール」「Lineグループ」、ママ友のインスタグラムやFacebook等々・・・とりあえずは読んでいたけど、だんだん苦痛になることはしばしばあります。

・特定のママ友に合わせて意見を言ったり、贔屓(ひいき)しなくてもよい。
比較的、中立な視点を持つことができる。

雑音が少なくて済む

「あのお宅のお子さんは○○を習っている」
「□□くんたちは、春休みに▲▲に行った」
「受験に合格するには☆☆が必要」
「もっとこうした方がいいんんじゃないの?」

のような、情報に振り回される必要がありません。

「うちの子もそうした方がいいんじゃないか」
「うちはどうしてできないんだろう」

とかモヤモヤした感情を持たずに済みます。

逆に、あなたが何かをしたり、あなたのお子さんが優秀だったりして、それに対して嫉妬されることもあります。

ママ友があなたに対して嫉妬してくることもあれば、ママ友が自身のお子さんに「○○くん(ちゃん)は上手にできてるよー」と余計なことを言い、そのお子さんが気分を害してあなたのお子さんに当たってくることもあり得ます。

ママ友やその子供からの嫉妬につき合ってあげる必要はないのです。

ママ友がいないことのデメリット

ちょっとした情報が入ってこない

ママ友のお子さんは、何が好きで、どんな習い事をして・・・といった情報を得る機会は少ないでしょうね。
あまり興味がなかったら大した問題じゃないかもしれません。

「先生がこんなことを言っていた」とか「こんなイベントがあるかもしれない」というようなちょっとした情報も入りにくいかもしれません。

ただ、「宿題」や「持参するもいの」といった先生からの公の連絡事項は、連絡帳や手紙を通して知ることができますので、「余計なことを知りたくない」と考えているならデメリットにはならないかもしれません。

子供同士で遊ぶ機会が少なくなるかも

お子さんが小さいうちは、ママ友たちがおしゃべりをしながらその子供を遊ばせることがよくあります。
ママ友同士で「今日お宅に行きますねー」みたいな約束をするので、ママ友なしにはそのような機会は少ないかもしれません。

まあ、ママ友の子供だけがあなたのお子さんの遊び相手というわけでもなく、家族、親戚、近所の子供でもいいわけです。

まれに、ママ友同士でトラブルがあった場合、そのママ友同士、疎遠になってしまうこともあるようです。

運動会や謝恩会で「ぼっち」みたいで恥ずかしい

一度に集まるようなイベントがあれば、自然と仲の良い人同士で集まるものです。
そんなとき、一緒にいる人がいなくて「ぼっち」状態になるのが恥ずかしいと感じるかもしれません。

たいていの場合、思うほど人はあなたのことを観察しているわけではないと思います。それでも気まずさを感じるのなら、ちょっと離れたところに移動してスマホでもチェックしていたらどうでしょうか。

子供への影響は?

子供が大きくなるにつれて、学校が変わったり、引っ越したり、お母さんが仕事を始めたりします。ママ友たちも自然に離れていくことは珍しくありません。

子供への影響もさほどではないかと思いますし、小さい頃の友達をあまり覚えていないお子さんもいますしね。

参考: ネズミ講のセールスをしてくるママ友はどう断る?

おわりに

個人的には、ママ友がいてもいなくても自由だと思います。
誰かと集まっていたい人もいれば、個人主義でやりたい人、静かに過ごしたい人もいるでしょう。

「面倒なのでママ友はいらない」
「ママ友がいなくて楽」

と感じている人もいるぐらいです。

私もママ友がいましたが、今でも仲が良いのは1人だけです。
学生の頃の友人とは違い、「子供の学校が同じ」という共通点だけで「ずっと仲が良いママ友関係」を続けることはなかなか難しいのではと思っています。

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