一人暮らしの自炊「魚を冷凍保存」で節約ヘルシー料理

2023年4月1日

魚を冷凍保存

一人暮らしで節約しようと考えているなら自炊するのが理想です。

食費を低く抑えるためには自分で買い物して料理するに尽きます。
自炊をした方が、食事の量、味付けの濃い・薄い、調理方法(焼く、揚げる、蒸す等)もコントロールできます。

せっかく「自炊」というアイデアが浮かんでいるこの機会に料理の腕を上げてしまいましょう。

料理のスキルは邪魔になりません!

魚は高い?魚は食べない?「冷凍保存」がおすすめ

「魚料理」といわれると、

・3枚におろす
・鮮度が大切
・魚は高い
・処理するのが面倒

と、買ってきてからなんだか処理するのが難しそうなイメージがあるかもしれません。

それに加えて、1人暮らしとなると、

・食べきれない
・処理している時間がない
・早く調理しないと悪くなる

と、魚に手を出すのをためらってしまいがちです。

でも、魚は「冷凍保存」に向いている食材です。
上手に冷凍すれば、体にいいことずくしの魚料理を食べる回数を増やすことができます。

一人暮らしは「冷凍保存」を使いこなす!

魚を冷凍保存するポイントは、

買って来たらすぐに小分けにして冷凍

することです。

その日のうちに食べる分だけ取り分けておいて、残りは購入日に冷凍するといいです。

パックのままの魚を冷蔵庫に突っ込むのはちょっとだけ待ってください。

こんな風に冷凍すると美味しいしコスパも高い

冷凍保存する方法は大きく分けて以下の3通りです。

1. 生のまま小分けにする
2. 下ごしらえをしてから
3. 調理してから

これらを詳しくみていきます。

生のまま小分けにする

「焼いて食べるだけ」「料理にそのまま加える」用に、そのサイズに切って冷凍してそのまま使います。

下味をつける(マリネにする)

魚の冷凍保存で一番簡単でおすすめの方法です。

ジップロックや保存容器に、下味やマリネ液と一緒に入れて冷凍保存します。
味や風味が豊かになります。

食べるときに、そのままオーブン、フライパン、グリルで焼くだけで1品完成します。

下味の種類は、

・照り焼きダレ
・中華風ダレ
・イタリア風
・オリーブオイル・レモン・ハーブ・塩コショウ
・味噌ダレ
・生姜醤油ダレ

と、いくらでも変化をつけることができます。
たくさん切り身があるなら、数種類の作っておくと飽きません。

例:鮭をオリーブオイル、レモンの輪切り、ニンニク、タイム、パセリみじん切りにマリネしてジップロックで冷凍、グリルしてハーブ焼き、クリーム系の料理に加える。
イワシを手開きにして、しょうゆ、みりん、酒で下味をつけてジップロックで冷凍、フライパンでしょうゆ、酒、みりんを足してかば焼きに。
あじを唐揚げにしたものを冷凍し、レンジで温めて南蛮漬けに・・・など。

調理してから冷凍保存

ご飯に混ぜたり、混ぜずしにしたり、コロッケにすると美味しいです。

例:焼いた塩鮭をフレーク状にして冷凍
小麦粉をまぶし、フライパンで焼いてから冷凍

一人暮らしだからと魚不足になるのはもったいない

魚にはとても優れた栄養素がたくさん詰まっています。

・たんぱく質はもちろんのこと
・頭の働きを助けてくれるDHA
・骨や歯に必要なカルシウム
・成人病を予防してくれるEPA

などを含んでいます。

おわりに

魚介類を冷凍保存するコツは、買って来たらその日のうちに処理をすることです。
こうすることで美味しさを長持ちさせることができます。

もしかしたら「肉よりも手間がかかる」というイメージがあるかもしれませんが、切り身を買ってくれば簡単ですので、ぜひとも積極的に食べてほしい食材です。

肉をよく食べる海外でも、近年、魚のパワーが見直されています。
日本の食生活が見本にされるほどです。

魚は旬の時期に安く購入することができますので、魚のコーナーを定期的にのぞいてみてくださいね。