海外旅行の乗り継ぎで「宿泊したい」「宿泊する羽目に」あれこれ

2021年8月5日

乗り継ぎで宿泊

海外旅行では、国際線を乗り継ぐことがよくあります。

たいてい経由する空港に降りると、次の飛行機に乗るものですが、その経由地で「宿泊」をすることがあります。

この「宿泊」は、

・本人の希望で「宿泊をする」とき
・航空会社の都合で「宿泊しなければならなくなった」

という、2種類のケースがあります。
どちらも、国際線の飛行機に乗りなれていない場合は不安ですよね。
それぞれのケースについてご紹介します。

あなたが「宿泊」を希望しているケース

例えば、

・経由地で一度降りて宿泊したい場合
・トランジット(乗り継ぎ)の時間が長いので宿泊したい

という場合です。
待ち時間が7時間以上ある場合、空港のベンチで待つのはかなりの苦痛です。

そのため、トランジット・ホテルや空港の近辺のホテルで休むことができます。
(「トランジット・ホテル」とは、乗り継ぎの乗客が空港から出ることなく、ホテルで仮眠や宿泊ができるホテルです。すべての空港にあるわけではないので、問い合わせる必要があります)

もしくは、空港から一度出て近くのホテルに宿泊することも可能です。
この場合は、あらかじめ最初のチェックインカウンターで「経由地で一度降ります」と伝える必要があります。

伝え忘れてしまうと、あなたの荷物は次の便に乗せるために空港内待機になってしまいます。
その場合、ホテルをあらかじめ予約しておくこと、そして入国する国ではビザが必要かどうかも調べておきましょう。

入国した場合(空港から出た場合)は、次の便に乗るときには再度チェックインが必要です。ですので、時間に余裕を持たせる必要があります。

ただし、最初のチェックインカウンターで「経由地までのチェックイン」なのか「全区間のチェックインなのか」よく確認しておきましょう。

経由地までなら、再度のチェックインが必要です。
全区間なら、チェックインは不要ですが、荷物を受け取るならチェックインカウンターで再度預ける必要があります。

そのあたりは、各航空会社のルールやそのときの事情により違いがあるはずです。

航空会社の都合で「宿泊しなければならなくなった」場合

これは、最初の飛行機が遅れてしまった、オーバーブッキング等の理由で、予定していた次の便に乗れない場合です。

この場合は、航空会社があなたが目的地まで飛べるよう便を手配してくれます。

航空会社のルールにもよりますが、飛行機が遅延すると、食事券をくれたり、例えば「7時間以上遅れた」ときにホテルを手配してくれることがあります。

ホテルに宿泊することになった場合、航空会社が送迎や食事を負担してくれます。

時間と心に余裕がある人以外は、こういったハプニングは嬉しくありません。
その後の予定があることがほとんどですし、疲れてしまいます。
(まれに航空会社が手配したホテルが自分の旅行先のホテルよりも豪華だったというラッキーな人もいるようですが)

さらに、その場合、預け入れした荷物を受け取ることができない可能性もあります。
そのため、手荷物に1泊分の着替えなどが入っていると便利です。

おわりに

私の周りでも、「経由地で宿泊をしなければならなくなった」という経験をした人が何人かいます。
予定通りに飛行機に乗ることができないのはかなりのストレスですが、無事に飛べるということが何よりも大切です。

予期していないハプニングが起こっても対処できるよう、最低限の準備はしておきたいですね。